2017年4月30日日曜日

牛乳寒天を作る。

4月30日(日)

日曜日らしく、クッキング。
きょうは牛乳寒天。

長野と言えばかんてんパパですよね!
あんこがあれば透明な寒天もよかったけど、
あいにく小豆がないということで、単体でも楽しめる
牛乳寒天を作ろうと見切り発車。

説明書をよく読まないで、牛乳で煮溶かしているのですが、
ほんとうはお湯で溶かさないとよく溶けないようです。
しょうがないので、濾してから容器に入れました。
衝動でやるのもいいですが、ちゃんとやり方を見ないとダメですね。
 
 
 
 



いただいたレモンマーマレードをのせて!

デザートは、自宅で作って自分の好きなだけ
食べるのが贅沢だと僕は思う!

かみはらエンジン
がんも

2017年4月29日土曜日

君は何を考えているのだ。

4月29日(土)

きょうは昭和の日。

僕ら家族にとっても29日は特別な日。
やっちゃんが生まれた日なのです。

きょうで5カ月経ちました。

いろいろとできるようになって、笑顔もたくさんできるようになって、
手足もたくさん動かせるようになった。本当に毎日が笑顔になれる。

寝返りも、ハイハイも、つかまり立ちも、まだまだできないんだけど、
いつ寝返るか、ドキドキして毎日注視している。
きっといつかふっとできてしまうんだろうと思う。

なにを考えているんだろう。


かみはらエンジン
がんも

2017年4月28日金曜日

ノンストップ農作業。

4月28日(金)

計画を立てている段階ではいろいろと考えますが、
いまはそれを実行に移す段階。
がんも農場のいまです。

いったん始まってしまえば、ノンストップ。
計画に沿ってやるのみです。

だいたいの年間計画は立てておりますが、
とにかく田植えまでの予定が立て込んでます。
そこまで乗り切れば、少し余裕ができますが、
なにはなくとも植えなければ収穫はない!

苗を育てつつ、田植えのための準備のため、
田んぼに向かう毎日です。

当然!落語のことを考えるいとまもございません。
テレビで録りためた落語の番組を夜少し見るだけなんです。


かみはらエンジン
がんも

2017年4月27日木曜日

レキシ

4月27日(木)

僕らの愛してやまないバンド。
レキシのシングルが発売されました。

その名もKATOKU。


貯めてあるポイントでCDゲット!
楽しみです。家族みんな好きなので!
何度聞いても楽しめるのが好きです。
不思議と飽きないんですよね。


”狩りから稲作へ”というこの曲でハマりました。
これ聞きながら稲作やってます。

あ、落語関係ないですね。すいません。

かみはらエンジン
がんも

2017年4月26日水曜日

最低限満足のいく生活のために。

4月26日(水)

昨日、佐久に移住した直後からお世話になっている方と
久しぶりにお話をする機会がありました。

移住して7年経ちました。
その間、自分自身も研修から独立、結婚、出産(妻が)と
本当にいろいろなことがありました。
移住者の仲間も増えましたし、地元の仲間も増えました。

移住当初はあいまいだった方向性も徐々に定まり始めました。
がんも農場として、家族としてどういう道を進むのかを
判断しなくてはいけない、そんな判断を迫られる機会も増えてきました。

自分の頭で考えて判断するときに、誰の意見を参考にすべきか。
誰の評価を参考にすべきか。

昨日のおしゃべりのなかで、気づいたのは、
誰からも賞賛されるようなアイデアではダメだ、ということ。

たくさんの方から褒められたいのはやまやまなのですが、
まずは自分の頭で考える。

今日の夕方のニュースで紹介されていました。

谷川俊太郎氏が、詩を書くのに大切なこととして紹介していたのは”お金”。

満ち足りた気持ちで詩を書くために、必要な生活を維持するためのお金。
僕はイイお米作りをするために、満ち足りた気持ちでいたい。そのためには
最低限、自分が納得のいく生活を過ごしている必要があると思います。
お金だけでなく、時間や精神的な部分。お米作りのために。
もちろん、そこには身近に行ける落語会も必要なんです。

上原円陣
がんも

2017年4月25日火曜日

花見

4月25日(火)


落語のいいとこって、季節感があるとこだと思います。
寄席に行っても、この季節には必ずかかる演目ってのがある。

佐久は少し遅めですがまだ花見シーズン。
これで雨が降れば散ってしまうんでしょう。

花見と言えば酒ですが、ママ友たちとの花見は酒とは無縁。
娘も初めての花見を経験しました。まったく記憶に残らないとは思いますが笑
お米を作っている限り、この季節はドタバタしてるんですが、
この写真来年も撮れるといいね。

上原円陣
がんも

2017年4月24日月曜日

歩くことは大事なこと。

4月24日(月)

昨日は佐久強歩大会というレースに出場していました。
それで、ブログを更新できませんでした。
4/23の21時にスタート。78kmのコースを歩きます。



これは4/24のAM5時に野辺山付近で撮影した写真です。
あまりにきれいでした。

15時間48分43秒。
完歩するのにかかった時間です。
夜から朝、昼になるまで、一日の風景を感じながら
歩きとおしました。

歩くときと走るときでは、風景が違います。
今回のレースでは距離があまりに長いので、
僕の力ではほとんど走ることはできませんでした。
ただ、歩くスピードでしか見えない風景があると思います。

歩いたり走ったりすることが好きです。なんとなくですが。
そのうち、昔の人みたいに、飛脚みたいに中山道とか東海道を
歩きとおしてみたいです。ウルトラマラソンにも出てみたいです。

歩くことと、食べものを作ること=農業は似てる気がします。
どちらも人として基本的な力。生きるのに必要な力だと思います。
そういうことを大事にしたいと思ってます。

かみはらエンジン
がんも

2017年4月22日土曜日

穀雨につき雨もやむなし


4月22日(土)

気持ちのいい晴れ。
ここ数日雨や曇りっぽくて、田んぼはイマイチ乾かない。
それもそのはず。




ふと韮崎に向かう車中で見ていた週刊誌。
そうか暦の上では穀雨。
雨が降りがちなわけだ。

今晩、韮崎から佐久まで歩き通す。
佐久強歩大会に出場予定。出発地点まで3時間かけていきます笑

お米作り、気持ちよくスタートできるよう、
がんばって完走します!

上原エンジン
がんも



2017年4月21日金曜日

共感できることって楽しい。

4月21日(金)

2年前くらいから人生の先輩ともいえるお年の方と
年に1-2度交流をさせていただいている。

業種も違えば年齢も違う。
ただご縁があって、お酒があったりなかったりの
食事会にお呼ばれしている。

僕は通常の人が持ち合わせている気を使うという行為が、
苦手で、そういった大人の方と同席する際はただただ
恐縮してしまうのだけども、そんなこと忘れてしまうくらい(それがまずいんだけども)
いつもとても気持ちよくお話をさせていただいている。

異業種でも年齢が違えども、お話ができるのは、
移住者という共通点からでしょうか。
おこがましいかもしれないけど、不思議と問題意識とか考えていることとか、
共感できることがたくさんある。それに、尊敬してしまう。
同席した方でびっくりしたのが戦中生まれの方。とてもアクティブ。
先日フィリピンで英会話の勉強をしてきたという。
お孫さんに英語が大事だと伝えたくて、まず自分が体験してきたそうだ。
Air bnbやuberを駆使して海外を旅するその方を見て、刺激を受けた。

家族そろって参加した食事会はとても楽しい時間になった。
もちろん、落語会にもお誘いしましたよ。とても楽しそうだと言ってくれました。

第二回かみはら寄席。
7/22(土)開催予定。

上原円陣
がんも

2017年4月20日木曜日

枝垂桜の前で記念撮影。

4月20日(木)

ついに近所のしだれ桜も満開。
種まきのお手伝いとして来てくれていた家族みんなで記念撮影。


にぎやかな日々もきょうで終わり。
また3人家族に戻ります。

少し静かに感じる我が家。
家族のありがたみを感じます。

やっちゃんもようやく慣れてきたところだったのになぁ。
不思議なもんでやっちゃんが生まれて家族がより身近に感じるようになりました。

上原円陣
がんも

2017年4月19日水曜日

純粋に音楽が好きってどういうことだか少し思い返したりした。

4月19日(水)

きょうは種まきの最後の日。
若手のKくん。19歳。
ありがとう。

久々に音楽の話をしました。
大人になって、あの音楽好きとか、あのアーティスト好きとか、
そういう話ってしなくなったな、ということに気づいた。
ただただ好きなだけって、大事だと思う。お金になるとか、
仕事につながるとか、今後のためになることとか、
そういうアタマの使い方しかしなくなってる自分に気づいた。


そんな気づきもあって、落語会のときに取り外したオーディオ機器を
全部つなぎなおした。そして、さきちゃんのお母さんがやっちゃんのために
もってきてくれたレコードを聞いた。きょうは、さきちゃんのお父さんとお姉ちゃんも
遊びに来てくれた。それで、みんなで聞いた。


芦田真菜ちゃんでもなく大橋のぞみちゃんでもない、
昭和のこどもの歌声。おそらく40年くらい前のもの。
ずいずいずっころばしなんて今どきフルコーラス聞いたことなかった。




家族が多いってすごくいいなと思う。
多様性ってこういうことだ、理不尽ってこういうことだ。

落語の世界もおおよそこんな感じだと思っていて、
いろいろな人ががちゃがちゃやっていて、
まったく合理的でないけども、ただただ日常をともにしている。
そんな日常が心地よく感じるんだ。

かみはらエンジン
がんも

2017年4月18日火曜日

玄米パスタを初めていただきました。

4月18日(火)


新しいことに挑戦するのはなにかと大変。
でも、近所の農業仲間が玄米のパスタを作ったということで、
それはすごい!!と、早速連絡をとったらわけてくれた。
いつもありがとうございます。

御牧ひまわり農園
https://www.facebook.com/御牧ひまわり農園-1471536689823248/

夕飯に、アンチョビと小松菜のパスタを作ってみた。
小麦と比較してしまうとどうしても小麦の香りとか甘みとか、
そのインパクトには負けてしまう。
ただ、玄米特有のきな粉っぽい香りとか、独特の食感とか、
米粉麺とは違って確かにパスタに近い雰囲気の麺になっていた。

がんも農場としても、なにかないかといつも探検している。
玄米パスタ。もう少し改良出来たら作ってみたい。
例えば、米の品種(アミロース含有量)によって仕上がりがどれくらい変わるのか?

今回は落語とは関係ない話になってしまった、、、
でも、新しいことを生み出すという意味ではかみはら寄席と同じなのだ。

上原円陣
がんも

2017年4月17日月曜日

初体験のワクワクを大事にしたい。

4月17日(月)


全ての種まきが完了したところで、満を持して変わり種の種もみの種まき。
二年前から、お米の師匠にわけていただいた種を育てて種取りしています。

食べれるお米ではないので、あくまで観賞用。お楽しみとして育てています。
赤や黒や紫のお米。単純に種もみに色がついているだけでなく、
葉の色や種もみから出ている毛(のげ)に色がついていたり、
その種類は様々です。お米ってほんとに多様です。
バケツ稲に育てていましたが、今年はそれと合わせて畑のぬかってしまう
エリアに植えてみようかとワクワクしてます。鑑賞しながらピクニックができますね。

こんなことして、周りの人からは小学生の実験みたいだからやめとけ!とか、
よく言われます。だいたい自分が思いつくことは、昔からやめといたほうがいいこと
ばかりでもう慣れてきました笑 

自分でやってみないと気が済まない性分。

よく、人に聞いたほうがいいと言われますが、
聞いたとたんにおもしろみやワクワクが半減しちゃいます。
一般的には当たり前のことだったとしても、初体験を初体験として
楽しめたほうがいいかな!(お金と時間が許せば笑)

上原円陣
がんも

2017年4月16日日曜日

論語を読んで落語のことを考える。

4月16日(日)


我が家はカレンダーが好きで、毎年年末になるとカレンダーの
吟味をします笑 今年のトイレのカレンダーには、論語の一説が
週替わりでのっかっています。

きょうのお話は印象に残りました。

最近、本屋に行くとなにかと打算的なタイトルばかり。
もちろんそういった本に興味がないわけではないが、
自分を高める、自分自身の修行のために知識を身につけるという
意識を最近は忘れてしまっていた。

お米作りも落語も、単なるお金儲けとして考えていると、
ほんとうにほんとうにつまらないものになってしまう。
お米作りは生活のためにやっている部分はあるので、
そういう経営的な視点ではんだんする必要もある。

けど、僕にとっての落語は違う。
ひたすら楽しむものだ。楽しむためにどうするかを考えるんだ。
自分が楽しみ、周囲のみんなも楽しめる。
そんな落語会にするために、自分がもっともっと勉強して、
高みを目指すのだ。そのためのエンジンなのだ。

上原円陣
がんも

2017年4月15日土曜日

明日は選挙ですね。

4月15日(土)

明日は佐久市長選挙と市議会議員選挙です。
4年ごとの選挙ですが、4年前の選挙の記憶はかなり薄いです。
投票に行ったことは覚えていますが、まだ移住3年で自分の農業を
するので精いっぱい。借家だったせいもあるんでしょうか。

今年は、1週間前から自宅のを何十台もの選挙カーが通っていきます。
ちょうど種まきの時期。外で作業していることも多く、どんな人がいるかなーと
選挙カーのスピーカーをラジオのように聞き流しながら、作業をしています。

よくよく聞いていると、東京や埼玉にいたころとは違って、だいぶ地域密着した
選挙で、どの候補者の方も真剣に熱いメッセージを選挙カーから呼びかけています。
田んぼの作業をしていたときも、わざわざ選挙カーから降りてきてくれた方もいました。

地元の何人もの方から、この人応援してね!と声をかけていただくことも多く、
そんなことも移住前にはなかったことで、、、あ、借家のときもなかったですね。
なんにせよ、家族になり一層佐久市の住民としての意識も強くなり、
今回はよくよく候補者の方を吟味して投票したいと思います。

明日も種まきと伏せ込み。作業が終わったらしっかりと投票に行きます。
僕たちの投票所は、あのかみはら寄席の会場。上原公会場です!

自分の投票で政治が変わる。
政治の模様も、まるで落語のような世界。
キャラクターが濃い方々ばっかり。
パーソナリティを想像するだけでも楽しいです。

上原円陣
がんも

2017年4月14日金曜日

大家族ウィーク。

4月14日(金)

きょうから種まきウィークということで、埼玉から両家の両親たちが
援軍で来てくれて、我が家は6人家族。大家族っていいですよね。
やっちゃんが生まれて、2人の時と比べてにぎやかになったなーと
思ったら、6人家族はもっとにぎやかです。田んぼのシーズンに
合わせてわいわいやれたら楽しいですよね。

みんないい大人なので、まあそれぞれやり方とかいろいろあるんだけども、
そういうドタバタ感って、落語の世界みたいで楽しい。
とてもじゃないが、毎日と言われたら大変だけど笑 
わいわいやりながら、なんとなく前に進んでいったり、
いかなかったりという感じが、なんかきちきちしてなくて心地いい。


2人のお母さんが料理を作ってくれています。
どんな料理が出てくるかな!うちの実家はスーパー薄味なんでね。
健康のためなら死んでもいいみたいな食事なんですよね笑

がん!がん!がん!

2017年4月13日木曜日

想像力は創造力。

4月13日(木)

毎日毎日やっちゃんと遊んでいると、
少しずつ出来ることが増えてくるのがわかる。

意識しているのかは不明だが、少し得意気に見えるようなときもあれば、
写真のように不満そうな顔をしているときもある。
どんな気持ちでいるのだろう。そんな想像力を子どもに対して働かせている。
当たり前のようだけども、そこまで相手の立場に立って考えることって
日常生活ではそう多くないと思う。いや、自分があまりに人の気持ちを
考えないで生きているだけなのか、、笑

それにしても、日常に想像力を精いっぱい働かせる機会をくれるやっちゃん。
落語にも似たそんな想像でしか見ることのできない世界を君はもってるんだ!

上原円陣
がんも

2017年4月12日水曜日

農、いや脳の不思議。アインシュタインと僕の脳はどう違うの?

4月12日(水)


池谷裕二さんの著書が好きで、何冊も読んでる。
いまはこの本。

普段何気なく考えていることや、感じることが、
自分の自由な意識の中で起こっていると思っていたら、
実は脳の機能にすごく制約されていることに気づかせてくれた。
そしたら、性格とか偏見というよりは、脳のくせだから、
その人固有の問題じゃないと思えて、少し楽になれた。笑

池谷裕二さんは、静岡県藤枝市のご出身だが、僕も
藤枝市には何度も行ったことがある。
実は、藤枝市にはお米農家として大変尊敬している
松下明弘さんがいて、田んぼにお邪魔したり、
勉強会にいったりしている。

藤枝市、すごい!

とにかく、脳についてはおもしろいことばかりだ。
個人的には、そんな脳の機能的な部分が共有されている
個人個人が、なぜこんなにも違う人生を歩むのか。
アインシュタインと僕の脳にはどんな差があるの??
それが不思議でならないのだ。

上原円陣
がんも

2017年4月11日火曜日

プロフェッショナルは一之輔師匠。

4月11日(火)


プロフェッショナルは春風亭一之輔さん。
寄席でも落語会でもラジオでも聞いたことがあって、
大好きな落語家さんです。

一之輔さんいわく、プロフェッショナルとは、すずしい顔してすごいことをする。
確かに日々の練習風景やノートがものすごい。
でも、高座で見るのは気だるそうにとぼとぼと歩いて座布団に座る姿。
話し始めたら大爆笑。最高です。古典へのこだわりの話もあっておもしろかった。
そんな一之輔さんが新作に挑戦してる姿も新鮮。

http://www.ichinosuke-en.com/

上原円陣
がんも

2017年4月10日月曜日

寄席について思う。

4月10日(月)

ちょうど高校受験のとき、もう17年前くらいになると思いますが、
父親に新宿末廣亭に連れて行ってもらいました。

高校受験の前に、父親が志望校を実際に見学に行こうと誘ってくれて、
埼玉在住の僕にとっては、ドキドキの東京。数えるくらいしか
行ったことがなかった場所ですが、確か新大久保にある海上高校と
巣鴨にある巣鴨高校に行って、外から見学をしました。赤いふんどしの
海上、白いふんどしの巣鴨。今でも新大久保に降りたときに強烈に鼻についた
ロッテのガムの匂いが忘れられません。結局、巣鴨には受かって海上には落ちて、
でも、もう受験がしたくないと思って付属の高校を選びました。

その高校見学のあと、天ぷら屋で昼飯を食べて、新宿末廣亭の昼席へ。
初めての落語体験は強烈でした。お笑いは知ってるけど、芸人さんを
間近に見たことはなかった。その空気感は、受験勉強漬けになっていた
自分にとってはかなり刺激的でした。とにかくおもしろいというかなんというか、
刺激物を食べたような感覚。こんな場所があるんだと。

トリは三遊亭金馬さんだったと記憶しています。
それが、去年久しぶりに浅草演芸ホールに行ったときに、やっぱりトリが
金馬さんで、十数年ぶりに聞けるということでワクワクしてました。
驚きだったのは、まくらが全く同じだったんです。もちろんおもしろい。
不思議とまた聞きたいなと思いました。
落語家さんの、芸人さんの生きざまを見るような感覚とともに、
なぜか自分自身を振り返りました。
たまに、寄席に行くと自分自身が軌道修正されるような、
そんな感覚があります。僕にとっては参議院ではなく、
寄席が良識の府ですね笑 

上原円陣
がんも

2017年4月9日日曜日

農業は生き方である。 by 永六輔

4月9日(日)

昔、大学生のころ自分の頭で考えて、自分で道を決めたい。
そんな妄想をしてたんですが、自分自身だけが考えついたオリジナルの考えなんて
あるわけないし、多かれ少なかれ何かしら誰かしらの影響を自分が受けていることに
気づいたときに、どうにかその誰かしらに決められてしまったことから
逃れるためにはどうすればいいか、一生懸命考えたことがある。
今となっては記憶もおぼろげですが、その結果が新卒で板前修業を
始めるという選択だったのかもしれないです。

百聞は一見にしかず。


農業は生き方だという言葉にすごく共感する。
いろいろな仕事があるけども、板前を辞めて転職したとき、
お金の稼ぎ方について考えさせられた。
農業なら気持ちよく稼いで、気持ちよく人生を過ごせるかもしれない。
佐久に移住する前にそんなことも考えました。

落語家、農家、芸術家、音楽家。
家と名のつく職業はなにか共通する価値観があると思う。

上原円陣
がんも

2017年4月8日土曜日

連雀亭で出会ったご縁。

4月8日(土)

春風亭昇吾さんと出会ったことが、かみはら寄席の始まりだった。
昇吾さんと出会わなければ、おそらくかみはら寄席を始めることはできなかった。
昇吾さんとは連雀亭で初めて出会った。

連雀亭は、神田にある寄席で毎日のように二つ目さんが出ている。
初めて連雀亭にいったとき、こんなにエキサイティングな寄席があるんだ!と
感激してしまった。自分と同じかもっと若い世代の落語家さんがたくさん出演していて、
普段見るベテラン真打の師匠の落語とは違って、型破りな落語あり、汗を飛ばしながら
熱演する落語家さんあり、わくわくが止まらない、息をのむような場。
連雀亭に行ってから、東京に行くときは小さな落語会を好んで行くようになった。
それも、初めて聞くような落語家さんを目指して行くのが好きになった。


お米の販売やたまの上京の際、突然時間がぽっと空くことがある。
即座にかわら版をパラパラ。行ける落語会に行くのが好きだ。
年間購読しても、使用する頻度が以上に低いかわら版。
でも、スケジュールを見て落語会の出演者を見て、どんな落語会なのか
妄想するのも好きだ。

次に東京に行けるのは田植えが終わってからだろうか。
今から楽しみです。

がん!がん!がん!

上原円陣。
がんも。

2017年4月7日金曜日

かみはら寄席のブログを始めます。

4月7日(金)



きょうから、かみはら寄席のブログを始めようと思います。

かみはら寄席とは、長野県佐久市にある、旧浅科村(合併して佐久市)、
旧五郎兵衛新田村(合併して浅科村)のなかの上原(かみはら)という地区において、
不定期で開催されている寄席のことです。

僕は主催者であるがんもと申します。
僕は7年前にIターンで佐久市に移住してお米作りをしています。
新規就農者というやつです。僕の住んでいる上原地区は、
市川五郎兵衛さんが開墾した田んぼが広がっていて、
五郎兵衛米という名前のブランド米としても、少し知られています。
いろいろありつつも、なんとか独立して農業経営をしています。
いまは子供も生まれて、家族3人で暮らしています。

まったく無名の産地と比べたら、優位な条件でお米作りができていると
思いますが、とはいえこのご時世。自分でなんとか販路を拡大するために、
日夜妻とアタマをひねっています。なにしろ、ゼロから始まった農業経営。
日々暮らしていくことはなんとかできていますが、これから機械への投資や
子育てなどお金のかかることばかり。このままでは先が見えてる、、

そんななか、かねてから僕の好きだった落語を地元上原でできないかと
思い立ちました。このご時世。マーケティング的に考えてもなんにも
おもしろいものは生み出せない。ましてや周囲の人のまねをしていても
なおさらおもしろくない。であれば、ただただ好きなことをやってみては
どうだろうか。

落語会を開いてみよう。

そんな思い付きからかみはら寄席は始まりました。
ちなみに第一回かみはら寄席は、H29.3月2日に開催され、無事幕を閉じました。
第二回に向けて、このブログではかみはら寄席にまつわるいろいろを公開していきます。

みなさんお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

上原エンジン
がんも